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腕に食い込んだ手枷と一緒に
僕は闇の中で自分を抱き締める
何故だか君が見えない
光が閉ざされた
君が只・・・呼んでいる
それだけで僕は眩暈起こす
愛していた君は
ねぇどうかもう一度・・・
信じていた君は
嗚呼どうかもう二度と・・・
君が傷付かぬように
祈りを込めて百合を供えるよ
腕は腐り落ち、鎖も錆び付いて
孤独の中で君を呼んでいる
目に焼付いた君の幻影を頼りに
ずっとずっと、彷徨い続けている
僕は只・・・君に会いたくて
それだけが僕を動かすんだ
愛していた君は
ねぇどうかもう一度・・・
信じていた君は
嗚呼どうかもう二度と・・・
僕等の眠りを妨げぬよう
願いを込め沈んでしまおう
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